山本義隆著 「近代日本一五〇年」を読んで

こんにちは!

 

大学の課題に追われていて最近本をあまり読めていなかったので、

何か面白そうな本がないかと、

久しぶりに本屋に寄ってきたら山本義隆先生が去年(2018年)に出版されていた本に偶然にも出会いました。

 

山本先生をご存知の方は多いと思いますので私が紹介するなど恐縮ですが、

念のため少し紹介させていただくと、先生は東大理学部物理学科卒で

(首席であったと耳にしたことがある)、

あの有名な物理学者、湯川秀樹先生の研究室にも所属していたことがある天才です。

その後東大全共闘代表になり現在は駿台予備校の講師をしておられます。

 

山本義隆先生は科学史から専門書まで幅広く数々の有名な本を出しておられています。物理の専門書は読みたいと思っているのですが、開いてみると難しくて今の私にはまだ読めそうにないです、、、笑

専門書とは違いますが、私は大学受験の際に先生の著書である「新・物理入門」には大変お世話になりました!

学校の教科書ではわからないような内容が豊富に入っており、

それがクリアに書かれている点にとても惹きつけられて他教科の勉強で疲れたらこれを開くというような具合でした!笑

 

新・物理入門 (駿台受験シリーズ)

新・物理入門 (駿台受験シリーズ)

 

 

さて、今回本屋で出会った本、それは

「近代日本一五〇年」(岩波新書

です。

 

 

 はじめはこのタイトルを見てどんな内容だか全然想像もつかなかったですが、

自分の知らなかった山本先生の著書を見つけた感動と

それが去年出版であって新しい

という二点の理由で即買ってしまいました。

 

さて、気になる中身ですが、、、、

主に近代の日本がどのように発展してきたのか、

それは科学そして技術がどうのように影響してきたのか、

どのようなイデオロギーのもとに突き進んできたかということを

様々な文献などをもとにわかりやすく現代につなげるような形で説明されています。

 

本書序文には、

大国主ナショナリズムに突き動かされて進められてきた日本の近代化を改めて見直すべき決定的なときがきていると考えられる」

と書かれている。

 

読み始めると止まらなくなってしまいます。

 

と、言いながら

まだ私も少ししか読んでいませんので詳しい内容については次回の投稿にまわします!

 

 

 

バイトを通じて見えてくる

ふと思った。

 

シフトを大量に入れている友達。ずっと同じ仕事を毎日繰り返し、お金を稼ぐ中年の店長。

 

彼らは何を考え日々過ごしているのだろうか。

 

まずはじめに思ったのは、彼らはお金を稼ぐことしか考えていないのではないか?

家が貧乏で過程を支えるため というわけでもないのになぜ?

「今月はいくら稼いだ」そんなことしか考えていないなら悲しいと感じた。

 

次に、いや彼らは何かをするために金が必要であるから稼いでいるのだ!と思った。

当たり前のように感じるが、

実際に聞いてみると 別に彼らにはそのような目標などがあるわけでは無い。

せいぜい友達との飲み代やゲームを買うくらいのことであろう。

「時間が空いてるから入っている。」そんなことを言う人も多いだろう。しかしながら これは答えになっていない。

 

我々には限られた時間しかないことを強く意識していないのだと思った。

特に学生という今後の人生を左右する重要な時期にいるのことに気づいている人は案外少ないのかもしれない。

 

人生一度きり。

自分のためにでも、人のためにでも、何か目標を持って生きて行くことは非常に大切ではないのか。

 

 

 

まとまりのない文になってしまい申し訳ありません。

 

 

幸田露伴「努力論」を読んでみた。ー幸福についてー

 こんにちは。

今日は幸田露伴「努力論」という書を読んでみたので(今回は幸福についての話のみ)ここで感想を共有したいと思います。

幸田露伴という名前は聞いたことありましたがこの方の作品を読むのは初めてでした。

努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ11)

努力論 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ11)

 

 

岩波文庫などからも出ていますが、そちらは言葉が少し古かったり文章が少し難しく感じる方もいるかと思いますのでそうした方はこのような現代語訳されている本を読むことをお勧めします!

 

努力論 (岩波文庫)

努力論 (岩波文庫)

 

 

印象に残っている個所などを紹介したいと思います。

 

まずは、「幸福になるための三つの法則」について。

  • 惜福・・・幸福を惜しみ取りつくさず、将来のためにも取っておく
  • 分福・・・幸福は自分で独り占めせず、他人と分け合うこと
  • 植福・・・自分のためにも社会のためにも幸福の種を播いておくこと

 

本書ではこれらがなぜ重要であり、実際に歴史上の人物はこれらを実践できていたから成功した、もしくはこれらのどれかが欠けていたから敗者となった、などの例を用いて説明しています。

 

やはりこの世の中のことは理論上だけの計画だけではうまくいかず、人間の感情というものが最後は大きな影響を与えてくることを実感しました。

このようなことはソーシャルキャピタルの考え方と同じようなことなのでしょうか?(ソーシャルキャピタル自体をあまりわかっていません。。。)

 

ところで、みなさんはこれら三つの法則のどれが実践できてますか

 

自分はどれが実践できているか考えてみると、恥ずかしながらかろうじて一つ目の惜福だけではないかと思いました。

私は分福の大切さについて改めて気づかされました。確かに分福できる人は他人から信頼され、結果として他人から分福されて幸福を得ることができます。

「情けは人のためならず」という言葉と同じような意味なのではないでしょうか。

 

これからは分福を強く意識して生活していきたいと思いました。

 

もちろん思うだけでなく行動していきます! 

 

まだ今回の話は本書のごく一部なので他の内容についても今後投稿していきたいと思います。お楽しみに!

はじめまして!

理系学部に通っている大学生です。

思ったことをさらっと投稿しようと思いまーす。よろしくお願いします!(フィクションの投稿もあると思います)

 

理系的な投稿で間違っているところがあったら是非指摘してください!

 

何か書こうと思いましたが、次回からにします!笑